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2011年09月26日 (Mon.)
St. Moritzを後にして、イタリアのドロミテへ向かいました。
スイスからそのまま真東へ向かえばもう目的地のはずなのですが、
オーストリア経由の道。が、一歩も歩かずにそのままぶーんと
イタリアに入国したので、シフォン、12カ国目はカウントならず。
イタリアに入ってすぐに気づいたのは、道路以外は、見渡す限りリンゴ畑だらけ
なのと、道路標識や看板が、全部ドイツ語で書かれている事。
無知なままで行ったのですが、ここ(南チロル)は、イタリアだけどドイツ語圏
で、びっくり。ホテルで働く若い女性に聞いてみたら、
「学校で習うのでイタリア語も話せますが、ドイツ語の方が私には楽です」って。
知りませんでした。オーストリア国境からすぐのこの場所は、
wikipediaによると、複雑な歴史をたどった地域でありました。
今回ここで、注目を浴びる対象は、コチラ。
Rosengarten という、ドロミテ西部にある山塊です。
普通に木が生えている山なのに、ある高さから、急に切り立った岩山に
なってしまっているのが、このドロミテの不思議な光景であります。
ホテル周辺は、緑だらけで、ご機嫌シフォンさん
朝露の中を散歩して、気持ち良さそう
ここのエリアは、本当に情報が見つけにくくて、見つけてもピンと
来ない事が多くて、正直に言って、行くまで、どういうハイキングが
できるのかわかりませんでした。が、やっぱり、行けばなんとかなるもの。
現地でハイキングマップを買ったり、ホテルで聞いたりして楽しめました。
初日は、ホテルの人おすすめの、初心者コース。
Rosengartenを映すWuhnlegerという池を経由して、
Voelsegg Spitzという山頂を目指します。
あのRosengartenを山の上から眺めようではないか おー。
ホテルの裏から登り、
木立の中へ入って行くと
いきなり、まさかのスリスリクネクネゾーン
いやいやいやいやいや。シフォンさん。今日はまた特別に真っ黒ですけど・・・。
シフォンのお腹とはうらはらに、キレイな景色♪ だいぶ登ってきました。
パッと見、ただの芝生が広がっている場所なのに、
実はしっかり水たまりがありました。ほんと、シフォンの水ドロセンサーは優秀ですよ。
ここを過ぎると本日一つ目のチェックポイント、Wuhnleger でございます。
あーれー すごい雲だ。晴れている日はこんな感じ ページの中程をご覧ください
ここでは泳げませんよ~
実は、ここまで、ものすごい上り坂。ホテルが1000mちょっとの所にあって、
ここが1402m なので、400m弱登ってきましたよ。
えー、ここで突然ですが、もう、山頂手前の山小屋前広場です。
その間の写真は、ありません。なぜなら、ずっと急な上り坂で、
写真をとる余裕が無かった(爆)。
そして、Voelsegg Spitz(1834m)へ。
山小屋から100m登ったら、さらに雲に包まれてしまいました・・・。
30分程待つも、雲は続々と涌いてくるようだったので、下山。
がんばったのに、けしきみられず、あはは、だね。
こんなに汚れてたらホテル帰れないよ・・・
山小屋前広場まで戻ってきて、雲が晴れるのを少し待ちましょう。りんごお~~~
ちょ~~~だい
注:よいこはまねしてはいけません。 ジャンピング キャッチ
ちょっと待ったけど、雲はさらに増えてきたので・・・。
あきらめましょう。
本当は、さらに景色を楽しむ周遊コースへ向かうつもりだったのですが、
あの登ってきた道を下る+さらに歩くのは体力的に無理と判断し、素直に下山
こーんな所を登ってきたので、行きには写真、撮れませんでした
今回、ボクとoiraは学びましたよ。
私たちが好きなのは、ハイキングであって、登山じゃないんだね、って(爆)。
この日は、高低差約700mで(私たちには)厳しい傾斜の「登山」でありました。
おまけ
ホテルに戻る前のお約束。
川原の露天風呂で汚れ落とし~
2011年09月21日 (Wed.)
さて、約1週間居たSt. Moritzも、翌日に出発です。
最終日のこの日は、前日雲が多くて断念したDiavolezza(2989m)にリベンジ!
・・・ならず
4000m級の連峰と氷河を目の前にできる展望台、のはずでした。
ちなみに、ここには、世界一高い場所にあるお風呂があるんです~
パンフレットを見て、
「うわー、入ってみたい♪でも、入ってる間シフォンはどうする?」
と考えて、やめたのですが、それで正解でしたよ。だって・・・
お風呂の周りを展望台に来た人たちが歩いてますから(爆)。
これはちょっと落ち着きませぬ。
この展望台にあるホテルに泊まる方なら、展望台から人がいなくなった頃に
入れば、景色独り占めでいいかも♪ あ、ご希望の方は、事前の予約が
必要だそうですよ。一応触ってみたら、冷たいお水だったもん。
下りのロープウェーから、前日泳いだ Lago bianco が見えました。
ちなみに、手前に見えているのはLej Nair (黒い湖)。
この日二つ目の展望台は、Muottas Muragl (2448m) ケーブルカーで上ります。
行く前は、この地域の展望台の中で、一番標高が低くて、一番人気がなさそうと
勝手に思っていましたが、ところがどっこい。
すっごくいい場所。失礼なことを思っていて、ごめんなさいでした。
ケーブルカーも夜遅くまで動いていて、この展望台のレストランが人気だそうです。
ディナーを予約しようと3日前に電話したら、もう満席でした。残念。
その代わり、景色が良い「おされでごーじゃすなかふぇ」でお茶。
この写真一番奥の、ソファ席で、ガラス越しに景色を見ながら休憩~
ここから本日のハイキングです。
ちょこっとだけモー子さんゾーンを歩くと、
山の傾斜に作られた細い道が続き、
この、山と湖が描くパノラマがずっと追ってきます。
途中で水音が聞こえたら駆け下りて行ってポチャンと入り、
カーブでは一応止まってみて、
迎えにきてくれるシフォンです
湖が連なるパノラマと、この氷河を見ながらのハイキングは
本当に気持ちよくって、かなりおすすめ♪
このコースは、Alpe Languardという所まで続くのですが
そこから町へ降りるのは、リフトだけしか無いのです。
今回の旅行中、リフトに乗れれば行ける、という場所が何カ所も
あったのですが、さすがにシフォンは大きいし、万が一のことが
起きてしまったら困るので、すべて避けました。
ホテルの人も観光局の人も、「しっかり抱きかかえれば大丈夫だよ~」
って言うんですけどね 我が家は、無理だねって。
というわけで、途中、脇道から下山したのでした。
木立を抜けたら、お花畑の下山道♪
ああ、いいところだった~。
St. Moritz 大大大満喫
次もお山方面へ移動します。
おまけ
さすがにぐったりだね、シフォンさん。by ね。
2011年09月20日 (Tue.)
またまたベルニナ線沿線に戻り、この日は Diavorezza という展望台に
上がる予定でしたが、あいにくの曇り。
景色は期待できないかな~、と、この日はあきらめ、もう一つ先の駅、
Ospizio Bernina から Lago Bianco 湖畔を経て隣駅 Alpe Gruem まで
歩く事にしました。1時間強のコースらしいです。
「らしい」というのは、湖なので、お約束の、すーいすい。
先日の記事での予告通り泳いだため、もっと時間がかかっているからです。
皆さん、そろそろシフォンの泳ぐ姿も見飽きてきてると思いますが(爆)
気持ち良さそうに泳ぐシフォンを見るのが、うれしい私たち。
なかなかパリ近郊では水質が良い、泳げる場所は無いので
旅行先で、シフォンは「泳ぎだめ(?)」です
上陸できる場所を逃したので、誘導中・・・
おっと、電車が来たよ。 すご~く不思議そうな顔して見てるね
この電車、最後尾に気持ち良さそうなオープンカー(?)が付いてました。
あまりにも気持ち良さそうで、これに乗りたくなった、ボクとoira(爆)
そろそろ、湖から離れて、ハイキングコースを進もうね。
モー子さんゾーンを抜けて、少し歩き、丘を越えると
先日見た、湖の景色が広がりました。
お天気はよくないけど、これも幻想的な感じ。
雲が低いので見えなくて残念だけど (お天気が良い日の写真は上記リンク先記事へ)
本当は氷河が、ドーン、と目の前に広がるはず、で、景色が良いはず、のカフェで
Alpe Gruem駅を見下ろしつつ、電車の時間まで待ちます。
また電車だって
ちらりーん
やけに、風がスースーするよ やった
思いがけず、念願かなって、ご機嫌のボクとoiraでした。
この日は、ここでもうおしまい。午後はゆっくりしっかり休養しました、とさ。
2011年09月19日 (Mon.)
ハイキングはまだまだ続きます。
この日は、Surlejという場所までバスで移動し(犬もOK。犬料金を払います)、
そこからCorvatchという展望台(3303m)にロープウェーを乗り継いで上りました。
この地域では一番高い場所にある展望台ですが、
ちょっと雲が多い日で・・・
視界がなかなか開けません。
この写真に写ってるボクサー(?)ちゃんには、ここでの滞在中、何度もばったり会いました。
前日、氷河ハイキングの駅で会ったのが1回目。ここに向かうバスの中でもばったり。
ロープウェーも一緒。さらに2回ほど会って、驚く程、行動が一緒で笑っちゃった。
雲の切れ間に見える景色は、わんだほーなのですが、
お天気の回復は見込めなかったので、ロープウェー1つ分降りて、
今日のハイキングスタート。本日は、
ロープウェー駅 Corvatsch Murtel (2702m) から Furtschellas La Chudera (2312m)
まで歩きます。地図(ものすごく見にくいけど)を見ると、途中に湖というか池が
何カ所かあるので(笑)この道を選びました。
下に見えてるのは、シルス湖とシルヴァプラナ湖
パノラマハイキングルートでござります。
「自然の中では大胆派」なシフォンさん、
早速ご機嫌なクネクネ、スリスリ、ヘソ天ダンスをご披露。
昔、初めてこれをした時に喜びましたが、今回の旅行では
ほぼ毎日、ハイキング中にこのダンスを繰り返してました(爆)。
目的地までは相当下るはずだけど、
途中、上りも結構ありました。
丘の上で、きゅーけー。
よしっ。元気回復!
みずーみに備えて・・・
小川でウォーミングアップもオッケー♪ おちりも、ぷりん♪
そして、湖、というか、池へ・・・。
あちゃーっ
出たっ。遠浅っ。泳げないっ。
でも、たのしー♪
やっぱり、山と水は、さいこー
と、シフォンはしゃべらないけれど、そう思ってくれている、かな?
だって、すごくいい笑顔。
ついつい、載せたい写真が増えちゃう。
ん?次のみずーみ、行きますよ。
はーい。
よしっ、小川。っちゅーことは、この先に・・・
みずーみ
やっぱり、遠浅
でもご機嫌さん。本日2場所目のクネクネ~
無事にFurtschellas La Chudera のロープウェー乗り場に付き、
ロープウェーを待ちながら休憩し、下界(といっても1793m)
まで降りてきて、バスで帰るつもりでした。が、目に入っちゃった。
上から見下ろしていた、シルヴァプラナ湖。
やっと、深さがあるところで泳げました。水も、めちゃくちゃキレイ。
湖の反対側のバス停まで、泳げるところで泳ぎつつ、湖畔を歩く事に。
もう、秋っぽい景色だな~。
この旅行で一番歩いたのは、この日だったかな?
シフォンも、よく水遊びしたね。ほんと。
もう・・・ ダメ、寝る
2011年09月18日 (Sun.)
さて、お次は、St. Moritzの町中から最も近い展望台、
Piz Nair (ピッツ ネイル)に上りました。
町中からまず、Corviglia というところまでケーブルカーで上がり、
(写真中央の青いのが、そのケーブルカー。ロープウェイから撮影)
そこからロープウェイに乗り換えて、Piz Nair に着きます。
そこではコワモテのヤギさんが町を見下ろしてました。
シュタインボックというヤギさんだそうです。
このヤギさんの右上にあるのが、展望台(3030m)。ここに上がると・・・
こんな景色や
こんな景色が、楽しめます。
シフォン、なかなかノリがいいね。
ボクに調子を合わせると、疲れるのね(爆)
高所で空気が薄いところにくると、昔から、こうやって
少しでも体力を温存しようとしているように感じます。
もう一度、Corviglia までケーブルカーで降りたら・・・
そこからは、宿のある町、Celerina へのゴンドラがある場所まで
ほんのちょこっとだけ、下りハイキングです。
後ろから、とても歩くのが早い少年が合流してきたら、
シフォンにしては珍しく、しばらく一緒に歩いてました。
てくてく歩いて過ぎちゃったけど、
こうやってみると、すごい景色だね、シフォン。
あっ ぴたっ。 見ちゃった
あそこには行かないよね?
シフォンが遠くに見たのは、空中を動くゴンドラ。
乗るのは、ほとんど問題ないのですが、見るのは、相変わらず嫌、だそうです。
シフォンさん、一言も発しませんが、本当に豊かな表情で訴えかけてきます
それでもちゃんと、私たちと一緒に来てくれて、無事に宿に帰りましたとさ。
おまけ
路上では、きちんと、縦列駐車しましょう。
テキトーに斜めに突っ込んで、立ち去った場合、イタリア人だとみなされます(驚)
ちなみに、ここはドイツ語圏。ルール守る人たちが多かったような(爆)